2010年06月12日

「ディズニーランドのお子様ランチ」


東京ディズニーランドの中にあるレストランでのお話です。

若い夫婦が二人でそのレストランに入りました。
店員はその夫婦を二人がけのテーブルに案内し、 メニューを渡しました。

するとその夫婦はメニューを見ずに

「お子様ランチを2つ下さい。」

とオーダーしたのです。 店員は驚きました。

なぜなら、ディズニーランドの規則で、 お子様ランチを提供できるのは 9歳未満と決まっているからです。

店員は、

「お客様、誠に申し訳ございませんが、
お子様ランチは9歳未満のお子様までと 決まっておりますので、
ご注文はいただけないのですが...」

と丁重に断りました。 すると、その夫婦はとても悲しそうな顔をしたので、 店員は事情を聞いてみました。

「実は…」

と奥さんの方が話し始めました。

「今日は、亡くなった私の娘の誕生日なんです。
私の体が弱かったせいで、娘は最初の誕生日を迎えることも出来ませんでした。
子供がおなかの中にいる時に主人と

“3人でこのレストランでお子様ランチを食べようね”

って言っていたんですが、それも果たせませんでした。
子どもを亡くしてから、しばらくは何もする気力もなく、最近やっと落ち着いて、亡き娘にディズニーランドを見せて
三人で食事をしようと思ったものですから…」

店員は話を聞き終えた後、

「かしこまりました」

と答えました。そして、その夫婦を二人掛けのテーブルから、 四人掛けの広いテーブルに案内しました。

さらに、

「お子様はこちらに」

と、夫婦の間に子供用のイスを用意しました。
やがてそのテーブルには、お子様ランチが3つ運ばれてきました。 その店員は笑顔でこう言いました。

「ご家族で、ごゆっくりお過ごし下さい」

この夫婦から後日届いた感謝状にはこう書かれていました。

「お子様ランチを食べながら、涙が止まりませんでした。
まるで娘が生きているように、家族の団らんを味わいました。
こんな体験をさせて頂くとは、夢にも思っていませんでした。
もう、涙を拭いて、生きていきます。

また来年も再来年も、娘を連れてディズニーランドに行きます。
そしてきっと、この子の妹か弟かを連れて行きます。」

さて、この店員の行動は明らかに規則違反です。

しかし、この行動について上司からお咎めを受けることは ありませんでした。
なぜなら、この店員はディズニーランドが 最も重要視しているルールに従って行動したからです。

それはお客さんに夢と感動を与えること。

うぅ〜、親父はこの手の話に弱い。。。。。
接遇に関しても考えさせられました。

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posted by 長野 at 07:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いや〜感動しました。
たしかにTDLには他のテーマパークにはないサービス精神があるような気がしますね。
Posted by 金属加工のITM at 2010年07月07日 11:56
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